『グッドラックヘイワ・ショピン』@サケデリックスペース酒游舘

SAKEROCK野村卓史SAKEROCKのドラム伊藤大地というインストデュオGOODLUCK HEIWA。
そして、SAKEROCK田中馨とCo-rcestraの野々歩、そしてヒネモスの高橋ペチカからなる
歌モノトラッドトリオのショピン
この2組が我が地元(細かく言うと違うけど)でライブをするという奇跡。
主催者の方が熱烈なラブコールを送り10ヶ月越しに実現にこぎつけたイベント。
いやホント感謝します。


イベントの会場となった酒游舘というのも造り酒屋の酒蔵を利用した建物で趣があり、
しかも会場のドリンクで日本酒を頼むと呑み放題と言うサービスも。
自分はクルマで行ったので一切の呑ま無かったけれど、出したての新酒だったようで
すごく評判良かったのです。おかげで会場は酒臭かったですがw


そんな中行われたライブはどちらも本当に素敵なものでした。
どちらもライブは初めてだったのだけれど、ショピンは音を聴くのも初めて。
基本は馨くんがベース、野々歩さんが歌とフィドル、ペチカさんが歌とギターという編成。
しかし、その他の小物楽器が数え切れないほど!それらを歌にあわせて使いこなして
いたのは見事だった。曲はメルヘンチックなものが多く、それらがいろんな楽器から
奏でられる音にのって僕らをふんわりとした気分にさせてくれた。
今回のために音源も用意してくれて、ライブ後に購入をしてきました。
ノスタルジア』と言う曲が野々歩さんが行ってたとおり八幡の町に似合っていて
好きになりました。


1.アメンボとお日さま
2.日曜日のお日さま
3.サイモンスミス
4.クジラが浮かぶ日
5.ノスタルジア
6.虫の居所
7.スナップ
8.丘の上であいませう
9.永遠のような束の間



GOODLUCK HEIWAは音源を持っているのだけれど、ライブは初めて。
しかも普段はキーボードを使用している卓史くんが今回特別に生ピアノでの演奏ということで、
音源とはかなり違った印象をうけたのでした。
何よりも卓史くんがあんなにパワフル&ソウルフルに演奏するとは思ってもいなかった。
大地くんは相変わらず正確で力強いドラムを披露してくれたけれど、ドラム叩きながら
口笛をあんなに吹けるのには感心してしまう。
そして、2人が演奏しながら呼吸をとりながら演奏している様子は本当に
息がぴったりという表現がまさに当てはまる感じ。
アレンジも音源とはかなり違っていて、やっぱりライブで聴かないとなっておもったのでした。
SAKEROCKの曲でもある『チャイニーズスケーター』をやってくれたときは嬉しかったー!
これもかなりアレンジ変わってて、途中違う曲が入ったんじゃないかな(曖昧)。


1.blues rumba
2.roll slice
3.penguin&camel
4.森美人
5.loca's moon
6.monsieur miyatake
7.guarachi guaro
8.stupid warp
9.宇宙の犬
10.phakchee kou-en
11.chinese skater
12.tikoku




アンコールではショピンのメンバーも出てきて一緒にセッション。
『中国人が作ったフランスワルツ』的な曲も良かったし、この日のために作ってきたという
『風だ谷だNOW滋賀』という曲(『風の谷のナウシカ』じゃありません)。
メンバーみんながウィキペディアなどで滋賀に関することを歌詞に盛り込んだ傑作でした。
最後の『I love a shirts』ではみんな総立ちw
大盛り上がりのうちに全ての演奏が終わったのでした。


本当に2組とも素敵なライブをしてくれて、また次のライブも観たくなったのですが、
如何せんどちらも東京が拠点でなかなか関西に来てくれないので、次に観れるのは
いつになることやら。やっぱり東京うらやましす。