『Stranger Cole with Dreamlets』@心斎橋クラブクアトロ
実は僕はStranger Coleについてあまり知識がありませんでした。
知っていることといえば映画『Ruffn' Tuff』に出演していたおじいちゃん。
そして、彼らがスカやロックステディといわれる音楽を創ってきた伝説の人。
そんな予備知識のない状態でした。
しかし、そのバックを務めるDreamletsと前座のThe Rude Pressuresを
ひさしぶりに観れる。これだけのメンツが揃えば行くしかない。
始まる前はその客の入りを心配してたのだけれど、ループレが始まる頃には
結構一杯になってきて一安心。周りを見るとやたら同じ業界のにおいがする
人たちばっかりで、そんな人たちもこの日を楽しみにしてたんだと再認識。
ループレは前に観た時よりも男臭くなってた。流行に流されず自分たちの
やりたいことやる、という感じが良く伝わってきた。
その後はDrum&Bassの林さんのDJを挟み、Dreamletsの登場。
フロントはいつもなら3人なのに今日は2人。しかし問題なく素晴らしい
ロックステディを聴かせてくれた。やっぱりこの人たちは好きだなー♪
彼らだけで4、5曲やった後、サポートのホーン隊が登場。
これも豪華でサックスにRDRの西内徹さん、トロンボーン&トランペットに
ex.Determinationsの市原'icchie'大資さんのおふたり。
icchieさんは最近トロンボーンを吹くところしか観たことなかったので、
久々にトランペットを吹く姿、そして音を聴けて泣けてきた。
そんな豪華なメンバーのなか、いよいよ生きる伝説Stranger Coleの登場。
一気に会場内のボルテージが上がる!みんな待ってたんだな。
曲は僕みたいな素人でもしってる曲ばっかりどんどんやってくれて、
みんな踊りまくり歌いまくり。さらにStranger Coleもステージ上で楽しそうに
踊ってるし、観客を煽ってくれるし、盛り上がらずにはいられないよな。
あまりにも盛り上がりすぎてきたので、自分は後ろに下がって観てました。
時間にして1時間半あまりのステージだったけど最後まで元気なおじいちゃん。
そのおじいちゃんに心奪われて盛り上がってるみんな。
その様子を眺めているだけで楽しかったし、幸せな気分にさせてくれました。
また元気なうちに日本に来て僕たちを楽しませてもらいたいなと心から思いました。
Stranger Coleとは
http://www.overheat.com/riddim/issues/no/292/all_about_stranger_cole_1/