Champions League 準々決勝 第2戦
FC Internazionale 0‐1 AC Milan (後半28分 途中中断)
あ〜あ、やっちゃった。後半25分のカンビアッソのゴールを巡っての審判の判定に
怒ったクルバサポーターが発炎筒、ペットボトルなどをピッチに投げ入れ、挙句、
ミランのGKジタに発炎筒が命中。打撲と火傷を負わせてしまった。
その後も物の投げ入れが止まず、試合は一時中断し、10分後再開されたが
ふたたび発炎筒が投げ込まれたのを見て、レフェリーは試合終了を告げた。
朝3時過ぎに起きて観ていたけれど、中断までの内容をみてもインテルが逆転できる
可能性はなかったと思う。けれど、そんな中でも諦めず1点でも返そうとしていた
選手たちには気の毒な結果となった。問題のゴールの判定は誰が見てもゴールだ!
それが直前のファール?を取ってノーゴールという判定はレフェリーのミス。
そのミスが引き金になってクルバが暴徒化してしまったのは理解できないことはない。
発炎筒を当てられたジタに関していえば、彼は平静を保とうと怖がる素振りを見せずに
ゴール前にいた。それが反ってクルバの連中から見たら舐めた態度に見えてて火に油を
注いでしまったんだと思う。危険を感じ、投げ込まれる物の届かないピッチの中央に
非難していたら問題なかったはず。被害者ではあるけど同情できない。危険を回避
できたのに、それをしなかった彼も問題だ。
最終的な裁定は金曜日に決められるらしいが、インテルの敗戦は間違いようのないことで、どのような制裁が下るかだ。
ローマみたいに観客なしでの試合をさせられたり、罰金や出場停止などもあるのだろうか?
ともかく、インテルの今シーズンは終わった。一応、コッパイタリアは残っているけど
さして重要ではないタイトルに執着するのも情けない話。
来シーズンに向けて、もう一度組織を立て直してもらいたい。