3大会連続3回目

beppedeska2005-06-08

2006FIFAワールドカップ・アジア地区最終予選グループB
朝鮮民主主義人民共和国×日本 @スパチャラサイ国立競技場バンコク・タイ)


北朝鮮 0-2 日本
得点:柳沢、大黒


先発メンバーを見た時から全く期待のできなかった日本。
前半は本当に眠たくてしょうがなかった。
シュートを打たないFW、勝負を仕掛けない左サイド、愛弟子を溺愛する指揮官・・・。
それでも、中盤での早い段階でのプレスと高いラインを引こうとするDFは頑張ってた。


試合が見れるようになったのは後半から。
ハーフタイムのサブ組のアップの時、大黒がいないなぁなんて思ってたら後半の
頭から鈴木に代わって登場。彼が入って変わった。
相手DFを引き連れ相手陣奥深くまで侵入したり、積極的なシュートを見せたりと
チームを引っ張る。柳沢もつられて積極的にシュート打つようになった。


そうこうしてると後半28分、大黒が相手ゴール前でDFと競ったボールがこぼれ、
そこに走りこんだ柳沢が渾身のシュート!これが見事ゴールネットを揺らしてゴール☆
これで気持ちに余裕ができた。
北朝鮮もかなり疲れてたみたいで、点を取られた後もそれほど怖い攻撃を仕掛けられない。
逆に、44分に田中からのスルーパス1本で抜け出した大黒がゴールを決めてジ・エンド。
その後北朝鮮選手に一発退場があったりしたが、そのまま終了。
日本の3大会連続3回目のW杯出場が決まった。


この予選を通して、ジーコの采配には疑問が残るけれど、彼の幸運には驚かされる。
いつまでこの幸運が続くか分からないけれど、これからの1年にどれだけチームとして
上に行けるかお手並み拝見だな。


日本はもうW杯出場だけで喜んでるだけの国ではなくなった。(10年前にはこんな事
言えるとは思うことすら出来なかったが・・)
これからはいかに世界基準の試合が出来るのか、ベスト16以上に進めるのかを真剣に
取り組んでいかなければね。それがジーコさんには出来るのかな??