FISHMANS presents "THE LONG SEASON REVUW"@なんばHatch
とうとうこの日がやってきた。
初めての”FISHMANS”を生で体感できるその日が。
佐藤伸治という人はもうこの世にはいない。
それでも、彼の残した曲たちは今でも生き続けている。
そう実感させられた1日だった。
まずは今夜のセットリストを、
- Go Go Round This World/茂木欣一
- Weather Report/原田郁子 (clammbon)
- いい言葉ちょうだい/原田郁子 (clammbon)
- エヴリデイ・エヴリナイト/原田郁子 (clammbon)
- Baby Blue/POD(Modern Dog) from THAILAND
- なんてったの/POD(Modern Dog)
- Smilin' Days, Summer Holiday/POD(Modern Dog)
- 忘れちゃうひととき/蔡忠浩(bonobos)
- MELODY/蔡忠浩(bonobos)
- 感謝(驚)/蔡忠浩(bonobos)
- むらさきの空から/ポコペン(さかな)
- あの娘が眠ってる/ポコペン(さかな)
- Just Thing/ポコペン(さかな)
- Walking In The Rhythm/UA
- 新しい人/UA
- 頼りない天使/UA
- MAGIC LOVE/ハナレグミ
- ナイト・クルージング/ハナレグミ
- いかれたBaby/ハナレグミ
- LONG SEASON/山崎まさよし・ASA-CHANG
アンコール1
21.チャンス/全員
アンコール2
22.ひこうき/全員
23.いかれたBaby/全員
約4時間半のライブだったけれど、全然長いって感じしなかった。
最初の『Go Go Round This World』が始まった時点から目には涙が・・・
それからというもの、最後まで泣いてたよw
どの曲もそれぞれのヴォーカリストが素敵に歌い上げていったけれど、
特に印象に残ったのは、ポコペン、UAの2人。
UAはトリビュートアルバムや今年のRSRでその凄さを知っていたけれど、
ポコペンは独特の世界観を見せ付けてくれた。そして、更には彼女が書いてきたという
詩を披露してくれたのだけれど、泣いて聞いてた。
(今、その詩の内容を覚えてない自分が腹立たしい。)
それから『LONG SEASON』はただただ圧巻。
特に欣ちゃんのドラムとASA-CHANG のパーカッションのソロの部分は、
まさに魂の響きといった感じ。
アンコールでの『チャンス』はみんな大合唱。僕はこの曲が1番好き。
当然大きな声出して歌ったよ。
と、ここまでで会場内の電気が点き、アナウンスが流れたのでもう終わりだろうと
Wアンコールは諦めて会場を後にしたのだけれど、実はそれからみんな出てきて
『ひこうき』と『いかれたBaby』をやってくれたのだった。
それを帰りの途中聞き、呆然・・・。
それまで幸せ気分満開で歩いていたのに、一気に夢から醒めてしまった。
というか、悪夢でも見てるのかと錯覚が。
諦めないってことが大事だ、ということが嫌というほど痛感した。
「また来年な!」譲兄貴のその言葉を信じよう。
また来年。必ず。
今回、初めてフィッシュマンズのライブに行くことが出来て、
彼らの音楽に出会えた幸せを噛み締めてる。
いつまでたっても色褪せない数々の楽曲は、逆に今聴いても新鮮なくらい。
聴いている人間を幸せな気分にさせてくれる。
そんな曲々を残していった佐藤伸治という人はやっぱり偉大だと思った。
しかし、ステージのどこを探しても彼はいなかった。
でも、確かに彼はそこに存在した。
会場でもらったフライヤーに彼のコメントがある。
「どうぞヨロシク!」って。
それだけで充分だ。