信州旅記 その3

長いので勝手にその3。
下諏訪のケーキ屋を後にし、蓼の海に寄ってから原村にある「八ヶ岳自然文化園」に行く。
ここは澪のお墓があった場所のシーンを撮影したところらしい。
広い公園のなかで大体の場所は特定できたものの、実際はどんなアングルで
撮られていたかとか思い出せず、おおよそで写真を撮る。

大広場のような沢山の人がいる場所ではなく、ひっそりとしたスペースで
すごく落ち着いた雰囲気で良かった。多分、そのまま墓地にしても大丈夫。


その後は富士見町に入り、『カントリーキッチン』というログハウスのレストランにて
ちょっと豪勢にステーキランチを食べる。食後に出てきたミント茶が美味しかった☆
そして、同じ富士見町にある佑司が通っていた小学校へ。

校庭には沢山の桜の木があり、まだ綺麗に咲いていた。


それから、今回のハイライト??とでも言える「森の中のトンネル」へ、山梨県北杜市
向かう。ちょうどJR小海線甲斐小泉駅と甲斐大泉駅の間の線路の下の隧道で、
分かりづらかった。

ここは映画の中の雰囲気とはかなり違ってて、少し残念だった。
トンネルの周りの雑草も刈り取られ、隧道の上には鉄の柵がつけられていた。
森に抜けた付近もゴミがいっぱい落ちていて汚かった。
それでも、ここは物語の現実とおとぎ話の境界線のようなところであり、この映画の
象徴的な場所だと思うので満足できた。


ここまで結構な場所を訪れたにも関わらず、時間に余裕があったので白州町まで
足を伸ばし、「白州・尾白の森名水公園べるが」へ行く。
ここは、秋穂家の近くの森としていろいろなシーンを撮影された場所らしい。
はっきり言ってここが一番場所の特定するのが難しかったところは無い。
だって、1周するのに30分かかる散策路で、はっきりとした目印など一切なく、
自分のイメージする場所を探し回らなければならなかった。でも、中はどこも
同じような木々が植わっている森なんで、どこ見ても「ここだったかな?」
「ちょっと違うかな?」と悩んでばっかり。とにかくそれらしい所は全部写真に
撮ってきた。
 
改めて撮ってきた写真見ても、やっぱり自信がない・・・。


と、ここまでロケ地を廻ってこの日の予定は終了。
今夜の寝床を探す為に小淵沢へ。はじめ国道20号沿いの道の駅にクルマを停めて
寝ようと思っていたら、中央道小淵沢I.C.近くにも綺麗な道の駅が!
さらにそこは大きな公共の温泉もあるというのでそこで車中泊することに。
しかし、財布の中身が心許なかったので、お金を引き落とせるところを探しに。
近くのコンビニ行けば大丈夫とタカを括っていると、この辺りのコンビニには
ATMが無い!!当然銀行もやってる時間じゃないので(銀行自体ほとんどなかった)
国道沿いを延々走って20キロぐらい行った先のコンビニでATMを発見。
無事現金を手にすることが出来た。
すると、その付近にロケ地があることに気づき、富士見駅前の商店街へ寄ってみる。

ここは、祭りのあった神社の帰りに巧と佑司が歩いていた商店街。
日も暮れ始めていて映画の雰囲気に近い感じがでてて、怪我の功名かなと思った。


で結局、小淵沢の道の駅に戻り、温泉に浸かり、ビールをたらふく飲んで寝てしまった。