The Miceteeth『CONSTANT MUSIC 2』超私的感想

ホーン隊の脱退から初めてリリースされるアルバム。
ライブや先行シングルの芳しくない評判。
いろいろとあまり良いイメージが最近なかったマイスティースですが、
僕にとっては全く気にもしてませんでした。(ちょっとは気にしてたかなw)
まぁあくまでマイスティースバカです。


結論から言うと悪くは無いアルバムなんじゃないでしょうか。
手放しで褒め称えるほどの出来ではないにせよ、魅力的な楽曲も
結構あると思います。当然メインのソングライターとボーカルが
そのままなので音源としては今までと比べて悪くなるはずが無い。
あとはメンバーの音楽性の変化と聴く側の感傷の問題じゃないですかね。
音楽性の問題という点ではこのアルバムは大きく変化したと言ってもいいでしょう。
もはやSKAという音楽を演奏するバンドではなくなったというでしょう。
ジャジーなインスト曲もありますが、歌モノの曲なんかはもうポップスそのもの。
ただ、すべてが変わってしまったというわけではなくて、彼らの根幹となる
マイスティースの世界は今回もそのまま継承されてると思います。
あくまで抽象的なものでしかないですが、そのメロディーであったり、
歌詞の世界だったり、鼻声のボーカルだったり・・・。
彼らがこれからどう進もうが変わらない部分はあるのです。
だから、その部分が好きでこれまでずっと聴き続けてきた自分としては、
これからもずっと彼らの音楽を聴き続けることでしょう。
(なんだか論旨がずれてるな・・・)


とにかく、J-POPのThe Miceteeth『CONSTANT MUSIC 2』はなかなか良いですよ♪
以下各楽曲コメントです。

  1. Hai :いきなりJazzyに!戸惑います。
  2. 雲を呼ぶよ :名曲。ライブで聴いて期待してたが期待以上の仕上がり。
  3. Mrs.PurpleRain :こんなムーディーな曲って今まで無かった。色気あり。
  4. PAVANE(for album) :武井氏の為のコーナー
  5. beehive? :んーなんだろこれ?コメントしずらい。
  6. think about bird’s pillow case :ポップなフォークソングな感じ。コーラス部分が印象的。
  7. Stinky is my little :フルートの正しい使い方。メローな秀逸曲。
  8. シュガープールでつかまえて :この流れなら違和感はない。歌詞は微妙。
  9. Ee :インスト系はこれからこんな感じになってくのだろうか?
  10. シチューの残像 :もっとほのぼのかと思いきやちょっと影のあるメロ。
  11. 2019. :聴き応えのあるインスト大作。
  12. EL DOMINGO :唯一、これだけはナシにして欲しい。原曲のイメージが台無し。最悪。
  13. 2026. :最後の余韻のような1曲。


かなり好き勝手書いてます。
当然時間が経ち、もっと聴き込めば印象も変わってくるでしょうが。
とにかくこれが僕のファーストインプレッションです。
これに対する意見があれば聞かせてください。だれか。